両家の合意のうえで、吉日を選び男性側から女性側へ結納の日取りを申し出ます。昔なら大安を選びましたが、最近は両家にとって良い日であれば大安にこだわらない人も増えています。近年では仲人をたてず、両家が一堂に会して行う略式結納が多くなっています。
結納の儀式のながれ
結納当日の服装は両家で和装か洋装のどちらにするか相談しておき、バランスをとるようにします。知人、友人の結婚式などに参列するときの服装がいいでしょう。
玄関ではカンタンな挨拶だけで済ませます。
![おはようございます。本日はよろしくお願い致します。](img/yuinou/yuinoutebiki_02.png)
結納品は男性側が女性宅へ持って行き、床の間に通されると「お床をお借り致します」と了解を得て、男性側全員で飾り付けます。このとき女性側は別室待機いたします。
![男性側全員で結納品を飾りつけます。](img/yuinou/yuinoutebiki_03.png)
結納を飾り終えたら一堂に会します。
![結納を飾り終えたら一堂に会します。](img/yuinou/yuinoutebiki_04.png)
男性側の父親は簡単な口上をのべて目録を渡します。
![本日はお日柄もよろしく、婚約の印として結納を持参いたしました。なにとぞ幾久しく御受納ください。](img/yuinou/yuinoutebiki_05.png)
女性側は目録を結納品と照合します。
![父親が目録を受け→母親に回覧→本人に回覧→父親に戻して→目録を前列中央の位置におく。](img/yuinou/yuinoutebiki_no6_cont.png)
女性側はあらかじめ用意した受書を男性側に渡します。
![本日は結構な結納をいただき、厚く御礼申し上げます。幾久しく受納いたします。受書でございます。どうぞお納めください。](img/yuinou/yuinoutebiki_07.png)
結納が終わったら座布団をお出しし、桜湯などでおもてなしいたします。この後、会食となります。
![桜湯で団欒](img/yuinou/yuinoutebiki_08.png)
「あんがい簡単だったね。」との言葉をよく聞きます。無駄なく失敗のないお支度を、経験豊富なスタッフがお手伝いいたします。
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